舌先から散弾銃

ただの日記です

2014/06/13

深刻な文字アレルギーに悩まされている。
書くことはおろか、読むのも嫌だ。
ここまでわかりやすく拒絶したこと、今までなかった。


芸術学部に、国文でもなく、文学部でもなく、文構でもなく、芸術学部、しかも文芸に腹を決めたのか。
そうじゃない道も、自分で切り開いていたはずなのに。
熱い文字がびっしり書いてある、頭の弱そうな鞄は、昨日、紅茶をぶちまけてしまって、今日は洗濯機の中。


芸術学部にいるくせに、芸術にピュアすぎる気がしてる。
芸術について私が思うのは、コンビニで思わずカゴを持って買い物するように、買うつもりなんてなかった食べ物、下手すりゃ日用品なんかをカゴの中放り込んで、アレもコレも買ってしまって、一人暮らしなのにこんなにお菓子いらなかった!とかなるような。

よく言われている言葉に直すなら、作者が全部分かっているわけではない。
でも、お喋りが大好きな作者というのは、どの時代のどの国にも常にいるわけで、哀れにも自分の思想思惑を露呈し、黄ばんでしなしななメモ帳の切れ端を読み上げたりしちゃう。
だから、学科が、ゼミが辛い。
文末指定だとか、書き出し指定だとかは、
「これは良い」「これは悪い」とある種の順位をつけるものでしかなくて、なにも、大学に入ってまでやることじゃあないんじゃないの?
とかなんとか思い始めたら、尚更、手なんて動かない。
はて、こまった。
ありとあらゆる言葉を知って、なにも言えなくなるなんて。そんなバカな!