舌先から散弾銃

ただの日記です

拝啓6月です

私の強さを恐れず対等に見てくれる人がいい、と強く思う。6月間近。例によって例の如くかなりブチ上がり気味で、喫煙所で声をかけられた見知らぬ女と朝まで飲んだり、居酒屋で声をかけられた夜職っぽい男(美容師だった)と健全デートを数回したり、ティンダーで適当な人間とだらだらとメッセージを送りあったり、歌舞伎町のスラム街で声をかけてきた頭の悪そうな外人についてくだけついてって酒奢ってもらってチャリで逃げ帰ったり、1人でクラブに行ってテキーラがぶ飲みしたり、相変わらず会社の遊んでくれる歳の近いアニキたちや同僚たちと飲み明け暮れたりしている。この夏が終わったら私は子の親になるかも知れなくて、子の親になればしばらくはこの愉快で痛快ではちゃめちゃな毎日とは一旦お別れと思うと「全部やっちゃうゾ!」に刹那感がブーストされてる感じがして胸がぎゅっとなる。酒も煙草も一旦お休みせんとなーとか思うと死ぬど!という量の酒やタバコを摂取をしたくなる。元より計画性があるようでないし、かなり生き急いでる方だとは思うけど今回ばかりは刹那感がマシマシでやっぱり胸がぎゅぎゅっとする。べろべろで送った記憶のないメッセージに戦慄し謝罪の連絡を各所にしていたら多分寂しかったんですよと言われて、あーなるほどな確かにそうかもなとか思ったりしたが、寂しくなる要素なんて今の私にはないはず。なのになんで寂しいという言葉がこんなにストンと胸に落ちたのかを考えるとやっぱりよぎるのは「刹那」の一言。刹那、できればこの短く美しい瞬間が永遠に続いてほしいと思う。そのために私は努力も犠牲も厭わない。本末転倒で逆説的だけど強く私は今そう思ってる。 劇的な変化などはこの世にはないと信じてる。未来の私に大丈夫だよと言ってあげられるのはきっと今の私しかいないのだ!私の強さを恐れず対等に見てくれる人がいい、と強く思う。