舌先から散弾銃

ただの日記です

2014/02/14

制服姿のおなごが、大きな紙袋をもって歩くのを男でもないのにニヤニヤしてみちゃった。
袋の大きさのだけ彼女たちは、夜中まで、溶かしたり、こねたり、包んだり。


男の子諸君。
今のご時世、友チョコでも義理チョコでも、なんでもあるのだから、もらえるのは当たり前なんて思ってるんじゃないのよ。


量産の中の一つでも、何か想いがこもっている一つでも、彼女たちの努力があるのだからね。肝に命じときなさいよ。

雪、どこまで降り積もるつもりなのかしら。
今朝、電車の窓側に立って、思わず雪景色眺めちゃった。
高校入ってから積もったことが、一年生の頃に一回。二年生の頃に一回あったなーなんて。
あの時はまだ雪に騒いでたっけ。
あの時はまだもう少しだけ気持ちが浮ついてたっけ。
あの時はもう少し暴力的だったっけ。
あの時は頭が柔らかかったっけ。
なんて。
窓から見える風景は見慣れている田んぼや、踏切、アパートのはずなのに。
白い雪に昔を描いてみたりの大和から高座渋谷


同じ雪でも、東京や神奈川。
いわゆる関東で見る雪はこんなにも特別なのに、北海道や青森。いわゆる東北で見る雪は何も特別ではないのよね。
その事実を目の前にして、「日本は狭い」なんて口が裂けても言えないなーなんて、高座渋谷から長後までネリネリ。


人生の師匠である通称ペコ。
彼女の名前は "深雪"。
彼女の生まれた三月でも、東北の方は、
こんなに雪がしんしんと。
いやいや、こんこんと。
いやいや、ふわりふわりと空から落ちてきて、溜まり溜まって深く、深く土が白く染まった日だったのかと。
だからあんなに色が白かったのかと。
まさに白雪姫かよと。
久方ぶりに彼女のことをボーっと考え。
どうしようもなく会いたくなり。
記憶の中の彼女に久しぶりにご挨拶。


「お元気ですか、私はそれなりにボチボチとチミチミやっております」


ずっとずっと手紙のやりとりをして、
同じ時間早さを手にとっていたはずなのに。
同じ早さで、傷や癒していたはずなのに。彼女の顔がもうぼんやりとしか浮かばず。
虚しくて、悲しくて。
体験したことがある人にしかわからないこの独特の隙間風に身を震わせて。
アノコロハヨカッタシンドローム


よく考えたら、彼女は私の全てを知っていたけれど、私は彼女の半分も知らなかったかもななんて、初めて気付き。
後悔。
今の方が話したいことがたくさんあり、戸惑いも、幸せも、憎しみも、怒りも、混沌も。
そんか感情を言葉に発し、文字に起こせるようになった自分の成長を目の当たりにし、やっぱりしばらく、まだ、会えなくても大丈夫だ。と思いを新たに長後から六会日大前


まあね、でも人生は本当にいっぺん絶望しないと。
そこで本当に捨てられないものは自分のなんなのかもわからないと本当に楽しいことがなんなのかをわからないうちに大っきくなっちゃうと思うの。
どうしても自分がいつか死ぬということを感じて生きていたい。


じゃないと生きている気がしない。

 


ゆきや こんこん
あられや こんこん
降っても 降っても まだ 降り止まぬ。
犬は喜び 庭 駆け回る
猫はコタツで丸くなる