舌先から散弾銃

ただの日記です

2015/02/06

 

昨日だか一昨日くらいから連絡手段を絶った。
赤いポッチも、既読も、未読もなし。


「気づかなかった」じゃ罷り通らない。
「あとでゆっくり返事しようと思った」が許される、電子手紙。
会いたかったら電話するしかない。
遊びたいなら電話するしかない。
でも電話するなら電話番号を知らなきゃならない。
知りたいなら、聞かなきゃならない。
聞きたいなら、話しかけなきゃならない。こんなわかりやすいラブ、なんで廃れていくのか。
黒電話の時代に制服を着ていたかったし、
宇多田ヒカルと一緒に渋谷を「私の街」と言い張りたかった。


あいぽんがなくなると、人は、というか、私は、酒煙草本映画が最大の娯楽。
酒を飲みながらお風呂に入り、江國香織とか読んでしまう。
酒を飲みながらパソコンを開き、huluの海、ワインの海。溺死。
このクソ寒い夜、ベランダに出てたばこを吸いながら一人旅の計画を練る。


余談だけど、部屋のベランダから見える鉄橋の赤い点滅が最高に好き。
よく人は、空を見て「あなたもこの空を見ているのかな」なんていうけれど、あの赤い点滅こそが何よりも、この世が陸続きなのを教えてくれてるんじゃあないのラブアンドピース。なんて思うけれどそういえば私、陸続きを絶っているからこんなことしているのだったわおほほおもろ なんて思いながらマッチを擦る。
自分みたいな友達がいればよかったのに って思う程度には自分のこと大好きだし、痛々しい。


あ~~寒い